– 東京のコマーシャルフォトスタジオをライブ配信可能なスタジオにパワーアップ –
テレワークやオンラインサロン、ライブコマースなどなど、急激に需要が増えている「ライブ配信」。企業の採用や営業も、最近ではオンラインで行うことの需要が急激に高まっています。
そんな、ライブ配信などの動画撮影について、プロ機材ドットコムでは様々なご提案をさせていただいております。気軽に始められるライブ配信キットから、お客様の要望をヒアリングし、最適な機材の組み合わせをご提案から補助金等の公共の導入サポートの活用アドバイスやサポートまで。
もちろん、導入までのサポートのみならず、導入後のセッティング、使い方レクチャーから動画を活用した企画などの導入後サポートまで。「ライブ配信コンシェルジュ」としてしっかりとお客様の力になります。
さて、ここ「ライブ配信機材導入事例特集記事」では、プロ機材ドットコムがライブ配信機材の導入、ライブ配信スタジオの構築のサポートをさせていただきました導入事例をご紹介していきます。Vol.2は、東京都のコマーシャル・フォトスタジオのライブ配信スタジオ構築事例紹介です。
ー Studio Sarrut (スタジオ サリュー)
Studio Sarrutは東京に3箇所(新宿、初台、方南)、神奈川に1箇所(小田原)、愛知に1箇所(名古屋)あるコマーシャル・フォトスタジオです。主に、雑誌や広告撮影用のスタジオとして稼働しています。
その中でも、特に東京のスタジオサリュー環七(杉並区方南)は、丸ノ内線方南町駅より徒歩2分の環七沿いにあるハウススタジオで、利便性がよく、都内の広告撮影の利用頻度も高いため、メインで力を入れているのはこの環七スタジオです。
■Studio Sarrut(スタジオサリュー)環七:
東京都杉並区方南2−4−17方南町コーポビアネーズ1F
地下鉄丸ノ内線 方南町駅 3a出口より徒歩2分 スタジオ入口は環七沿い
環七スタジオは、自然光がよく入る、明るく、実際に調理も可能なキッチンスタジオや、コンクリート床のシックな雰囲気のスタジオなど、4つのルームに分かれており、様々なシチュエーションで撮影可能になっています。
撮影だけでなく、セミナーやイベントにもご利用いただいています。
また、土日など、企業案件の少ない日には一般の方々の撮影シェアのイベントも開催しており、利用者層の幅も非常に広いです。
撮影小物や撮影機材も充実しているのもご好評いただいています。
ー ライブ配信スタジオを構築したいと思ったのはなぜですか?
まず、ここ数年で商用、一般のお客様問わず、動画撮影の需要が高まっていたことが挙げられます。写真と動画の仕事の境が無くなってきており、写真撮影をしながらついでに動画も録る。またはその逆も本当に多くなってきました。そこで、カメラマンとしても、スタジオとしても動画への対応が必要だと感じたことがきっかけです。また、動画撮影、ライブ配信も可能なスタジオを作ることで、スタジオの稼働率の向上も図れると考えたことも、ライブ配信スタジオ構築の理由です。
ー プロ機材ドットコムにライブ配信スタジオの構築を依頼した理由
実は、スタジオサリュー環七スタジオを、プロ機材ドットコムの撮影機材が試せるショールームとして利用していただいていました。そのつながりで、スタジオにはプロ機材ドットコムのLEDライトなどの撮影用機材がたくさんあり、利用させていただいていました。LEDライトの色が良いこと、定常光の写真撮影と動画撮影の併用などの話から、雑談レベルですが、動画撮影の機材、ライブ配信についての話が盛り上がったのがきっかけだったと思います。
スチル撮影(写真撮影)に関しては長年プロとして行ってきた経験や知識がありましたが、動画、ライブ配信となると、どのような機材が必要になるのか全くわかりませんでした。写真と動画の世界は、似ているようで全く異なる部分が多いです。
動画の重要性や需要の高まりは理解していましたので、打ち合わせを重ね、機材の選定はプロ機材さんへほとんどお任せすることにいたしまいた。
動画やライブ配信に関する専門知識がなくても対応できるような機材の選定からセット構築まで行ってくれること、また、導入にあたって補助金の活用に関する提案やアドバイスをいただくことができ、初期投資にかかる負担を軽減することができたことも非常に良かったです。
ー 導入機材
■カメラ:LUMIX GH5 2台、GH5S 2台
■レンズ:LUMIX LEICA 8-18mm 1本/ LUMIX LEICA 12-60mm 2本/ LUMIX LEICA 42.5mm 1本
■三脚:プロ機材ドットコム コンパクトアルミ三脚4本
■照明:LED 48wリングライト、ロールフレックスLED100w、68wラウンドLED等
■スイッチャー:JVC CONNECTEDCAM STUDIO IP4100、Roland VR-1HD、ATV AV-4K-4X1
■エンコーダー:Cerevo Liveshell.X 2台
■ミキサー:BEHRINGER XENYX X1204USB アナログミキサー
■マイク:SONY ワイヤレスマイク UWP-D21 4台
■モニター:プロ機材ドットコム 7インチモニター、15インチ4K モニター
■録画機:ATOMOS NINJA INFERNO
ー 導入した機材に関して
専門の知識がなくても高品質な動画撮影、ライブ配信が可能なセットになっています(専門オペレータをおつけするプランがございます)。
ご利用するお客様は、手ぶらで来ていただいてもライブ配信が可能になっています。
2020年より開始された「5G(第5世代移動通信システム)」への対応(通信速度の飛躍的な向上により動画コンテンツの高画質化がより進む)として高画質4Kでのライブ配信、動画の収録が可能なシステムを導入しました。
最大4カメ、もしくは3カメ+PC(またはスマホやタブレット)画面の4画面スイッチング配信が可能。オペレーターによる配信も、自動スイッチング配信も、最大4つ画面をスイッチング可能です。自動スイッチングでは、予め決めた秒数でのスイッチングの他、喋っている人を自動で映すことも可能になっています。
ー 導入して良かったこと
少しずつですが、動画撮影に関する問い合わせが増えてきました。
ただ、導入してすぐに新型コロナウイルスにより、緊急事態宣言、営業自粛などが続き、まだ本格的には動けていません。しかし、テレワークや外出自粛の影響で動画やライブ配信への関心が高まったことは確かです。今後は動画やライブ配信による都内の企業の商品紹介やセミナー動画等にしっかり対応していければと考えています。写真撮影のスタジオとしての認知はされていますが、今後は「動画・ライブ配信も可能ですよ」というアピール活動にも力を入れていきたいです。
ー 導入前のご相談から導入後のサポートまで
Vol.2はスタジオサリュー様の導入事例をお伝えしました。
動画撮影、ライブ配信は、カメラ、マイク、ケーブル、スイッチャー、モニターなど、様々な機材を組み合わせて行うので複雑な部分もあります。また、「動画撮影(ライブ配信)」と一言でいっても、1〜2人で行う対談の撮影から、コンサートの撮影まで、規模もさまざまです。規模が違えば、もちろん使用する機材もかわります。プロ機材ドットコムでは、お客様の「やりたいこと」をしっかりとヒアリングし、必要な機材の選定、提案を行います。
どの程度の規模の撮影を想定しているのか、予算、担当スタッフのスキルなどに合わせた提案をいたします。また、機材の導入にあたっては補助金・助成金等を活用できる場合もございますのでその部分に関してのアドバイスも可能です。
社内にスタジオを構築したい!と、いう方、ぜひプロ機材ドットコムにご相談くださいね。